ロッソ・バーロ 2021 / バイヨラ
Rosso Baro 2021 / Bajola
750ml 2021年
S02は一切使用していない事もあり、やや高めの揮発酸も感じます。しかし濃密な果実とブドウ由来の酸、タウラージにも使われるポテンシャルのアリアーニコとは、思えないほどの軽やかさと飲み心地の良さ、本当に驚かされます。
¥4,620 (税込)
- タイプ
-
赤
- 品種
- アリアニコ
- 産地
- イタリア | カンパーニャ
- 栽培/醸造
- 生産者
- バイヨラ
- インポーター
- アルコール度数
- 12%
01.商品の紹介
父の友人が栽培している標高750mの畑、ヴェッリーノのアリアーニコを、イスキアに運醸造。10月中旬の収穫。除使し、開放桶にて果皮と共に1カ月の醗酵途中ヴィオニエの梗を加える。圧搾後、テラコッタ製の樽に入れ 6か月の熟成。ボル詰め後、24カ月の熟成を行う。
生産者について
ナポリ湾西部に浮かぶフレグレエ群島最大の島であるイスキア島。近年は温泉地、リゾート地として有名ですが、元来は島の産業はすべてブドウ栽培で成り立っていた。ビアンコレッラやフォラステッラといった地ブドウが有名ではあるが、起源を辿ると紀元前700年にギリシャ人が上陸し、イタリア、スペイン、フランスとワイン用のブドウが伝播した起源と言われている。当主であるフランチェスコ・イアーコノは、イスキア島で生まれ幼少期を過ごした。父の仕事の関係でミラノへと移り住み、奇しくもワイン造りの道へ進み、エノロゴ(醸造家)としてフランチャコルタやアルトアディジェのワイナリーで働いていた。40歳を過ぎ、父の死もあり親戚の残るイスキア島へ戻ったフランチェスコ。幼少期に見てきたイスキアのブドウ栽培、ワイン造りの風景は大きく姿を変え、畑は放棄され町は多くの観光客で溢れていた。多くの農家が畑を手放し、残るワイナリーももちろんありましたが、彼曰く「イスキアにいる100%の造り手は、農薬、化学肥料に頼った栽培と、完全にコントロールされた大量生産のための醸造方法でしかない。」と言い切っていました。近代的なワイン造り、醸造を知り尽くした彼だからこそ、現代の醸造学の問題点と、伝統的なワイン造りの素晴らしさを最も身近に感じていたと言いま す。この完全に淘汰されてしまったイスキアのワイン造りを復活させたい、そしてイスキアの原風景を取り戻すため、イスキアの土地でブドウ栽培、ワイン醸造をスタートします。 畑の標高は200mほど、急斜面の上に開けた0.7haの畑、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ、ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエなどを植樹した。畑では一切の農薬や化学肥料を使わずに、ビオディナミによる農法を行う。銅と硫黄物についても限りなく少ない量に留め、自然由来のエッセンスなどを代用する方法にチャレンジしている。「醸造学校で教えてきた身でありながら、実際に造るワインはそのタブーをことごとく踏襲したものばかり。矛盾していると思われるかもしれないけれど、学校で教えることは本当のワイン造りではない、モダンな画一化されたワイン、毎年変わらない味わいのワインを造るための技術であって、大量生産のための手段でしかない。自然というものと対峙して、ワインを造るためには、年による変化も、バクテリアや酸化の影響も受け入れていくのは当然の事。」醸造についてはすさまじい知識と情報量を持つフランチェスコ、しかし彼自身が本当に造りたいワインに必要なのは、知識でも技術でもない「自然と対峙する意志」と、状況を受け入れる「柔軟性」。イスキアという特殊な土地環境を生かした無理のない柔軟な価値観と醸造哲学、イスキアのイメージを覆す、楽しみある造り手の一人です。
03.ギフトに
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